アミノ酸は、地球上に約500種類ほど存在しています。そのなかでタンパク質を構成するアミノ酸はわずか20種類で、これらが複合することで体内組織を形成しています。 遊離アミノ酸はタンパク質よりも、上記したジペプチドよりもさらに小さな単体のアミノ酸です。タンパク質を形成する20種類の他にも、血管拡張効果があるシトルリン、脂肪燃焼効果があるカルニチン、基礎代謝を促進させ肝臓の機能を高めるオルニチン、基礎代謝を促進しEDを復活させると評判のアルギニンなど、身体の機能を調整する様々なアミノ酸が発見され、注目され始めています。 しかし解明されているのはほんの一部で、恐るべき昆虫の筋肉のように、現代科学では想像もつかないような遊離アミノ酸の不思議があると思われています。昆虫の成分を含有するBGS冬虫夏草には、こうした遊離アミノ酸が豊富に含まれています。 |
■冬虫夏草が含有する遊離アミノ酸 |
遊離アルギニン | 258 | 遊離アラニン | 123 |
遊離リジン | 102 | 遊離グリシン | 17 |
遊離ヒスチジン | 51 | 遊離プロリン | 46 |
遊離フェニルアラニン | 12 | 遊離グルタミン酸 | 457 |
遊離チロシン | 136 | 遊離セリン | 61 |
遊離ロイシン | 15 | 遊離スレオニン | 63 |
遊離イソロイシン | 11 | 遊離アスパラギン酸 | 136 |
遊離バリン | 45 | 遊離トリプトファン | 9 |
(単位:mg/100g/日本食品分析センター) |
マラソンを始めて30分もすると苦しくて辛くて、肉体的にも精神的にも限界を感じてきます。ところが、この状態を通り越すと今度は苦痛という肉体ストレスが消え、気分良く走ることが可能になります。これを「ランニング・ハイ」といいます。 ランニング・ハイを誘導するのが、エンドロフィンをいう神経伝達物質です。注目のこの物質はBGS冬虫夏草の豊富に含まれる遊離グルタミン酸と遊離アスパラギン酸を主成分に、亜鉛酵素が介在して小腸で生成され、脳下垂体に貯蔵されます。 アスリートが痛みや辛さを感じると脳が指令して分泌され、まるでモルヒネのように肉体ストレスを緩和することから、別名「脳内モルヒネ」とも呼ばれています。 BGS冬虫夏草にはこれら遊離アミノ酸が豊富に含まれている(上表参照)ので、エンドロフィンの生成分泌がスムーズになります。これが冒頭の馬軍団の猛特訓を産んだ種明かしですが、猛特訓で身体を虐めても、エンドルフィンが分泌されると逆に快楽に変わる。そうなると、柔道にもレスリングにもマラソンにも、スポーツパフォーマンスが向上してきわめて有利に働いてくれます。 |