自然界の冬虫夏草


害虫の異常発生を抑制する「天敵・冬虫夏草」について知ろう!

冬虫夏草の人工栽培
冬虫夏草の栽培

冬虫夏草の種類

冬虫夏草
冬虫夏草

コウモリガの幼虫から発生した冬虫夏草。
薬用としてはもっとも貴重な種類です。
冬虫夏草(ミミカキタケ)
ミミカキタケ

カメムシ等の昆虫から発生します。薬用としても貴重なきのこ。
冬虫夏草(サナギタケ)
サナギタケ

カイコやアリに寄生して発生するきのこ。もちろん、食効は著しく高いです。
冬虫夏草(珊瑚虫草)
珊瑚虫草

珊瑚虫の幼虫に寄生して発生します。薬用として重宝されます。
冬虫夏草(セミタケ)
セミダケ

蝉の幼虫に寄生して発生するきのこです。高い薬効性は有名です。

冬虫夏草アイコン

冬虫夏草は強力なる環境キノコ


冬虫夏草とは土に潜って冬眠する昆虫の体内に侵入して養分を吸収しながら菌糸を育て、暖かくなると地上に姿を現す子嚢(しのう)菌門バッカクキン科のキノコです。このキノコが有名になったのは1993年にドイツで開催された陸上競技世界選手権の頃でした。一挙に11個の世界新記録をマークした馬軍団と呼ばれる中国女子陸上競技選手団が驚異的な強さの秘密について「冬虫夏草を食べながら練習した」と世界のメディアを前に語りました。これが「東洋の神秘」と報道されて以来、この小さなキノコが世界の舞台に躍り出たのです。ところがこの驚異のキノコが、じつは、生態系の見張り番だったことはあまり知られていませんでした。
 


冬虫夏草は害虫の天敵


冬虫夏草の人体への効果効用については既に全世界的に有名ですが、害虫の体内に寄生して栄養分を吸いつくす方法で害虫を駆除する「害虫の天敵」という生態系の見張り番としての大切な役割があったことは知られてはいません。左写真のように多くの虫に寄生しながら、大自然に備えられた防除方法として過去数億年ものあいだ生態系を守っていたのです。
砂漠化、オゾンホール、森林火災、環境汚染など、世界的に森林の崩壊が進んでいます。日本でも、マツクイムシの影響で針葉樹の森に立ち枯れが目だち、農作物もカメムシの異常発生によって大被害を受けています。農薬空中散布はきめ細かく実施されますが、昆虫被害も森林劣化も一向におさまる気配はありません。農薬散布では樹皮の下にひそむ害虫にダメージを与えることはできないからです。むしろ、被害を受けるのは害虫の天敵である小鳥たちとトンボやカマキリなどの益虫、そして環境維持の原点を担うキノコ菌です。 
冬虫夏草など寄生菌類の減少は自然界に備わる生態系調節機能を低下させ、害虫の異常発生をまねきました。害虫は森林を劣化させて人類から酸素と食糧と飲水を奪い、温暖化を進ませる恐怖の要因ですから、その天敵である冬虫夏草を野山に殖やさなければなりません。


冬虫夏草を絶滅させる環境汚染


昆虫に寄生する冬虫夏草は全世界に分布していますが、特にコウモリガから発生するコルジセプス・シネンシスとゼミやカイコのサナギから発生するコルディセプス・ミリタリスは北半球の温帯地域の海抜3000m級の山岳地域に分布し、苔やシダなど地衣類に覆われた深山渓谷の斜面部に発生をみます。他にも昆虫に寄生する冬虫夏草は世界に約400種以上も発見されていますが、コルディセプス・シネンシスとコルジセプス・ミリタリスについては中国で、体質改善に関する特性が著しく高いことから区分して冬虫夏草、または虫草と称しています。
冬虫夏草が滋養強壮・不老不死に効果ある「万薬の頂」として清王朝中期1760年代の医学書「本草従新」に発表されて以来、漢民族の皇族や資産家たちは最も貴重な薬草として愛用し続けました。漢方生薬の王様といわれて薬草市場では引っ張りだこの冬虫夏草ですが、世界的に酸性雨など環境汚染とマツタケのような乱獲によって、採取が困難になっており、最近では「幻のキノコ」と呼ばれるようになりました。公害の影響の少ないチベットや中国青海省の大産地でも採取が難しくなって価格が高騰しています。優良品ならばキロ1000万円にもなって、ここ8年間で約10倍に高騰しています。専門家は「もう5年もすると絶滅する」との不安が広がっており、替わって、バイオテクノロジーで育てる良質の冬虫夏草への期待が膨らんでいます。
 採取した冬虫夏草−1

採取した冬虫夏草−2

大自然の冬虫夏草と人工栽培で育てる強靱な冬虫夏草の差

 大連市街地にスキップ

大自然の冬虫夏草と中国産の冬虫夏草

中国で外国人相手の土産物売場や薬房に行けば、冬虫夏草と書かれた売場があったり、店員から「冬虫夏草あるよ」と声が掛かったりします。のぞいてみると、綺麗な箱に入った妙な物体がぎっしりと並んでいる。しかも冬虫夏草にしては意外に安く売られており、1箱が100人民元とか高くても300人民元くらいです。
ハッキリ言うと全てが人造品です。なぜなら、本物(右上写真)がこれほど容易に採れるわけがないからです。本物が採れると、ほとんどを香港の華僑が買い上げて、世界中の華僑の金持ちに送っています。希少で優良なものなら1本でも5000人民元(75000円)くらい、1箱だと200万円は下らないから、たかが土産物売場(ゴメン)などでは扱えないのです。

これがどういう物なのかというと、人造品がほとんどです。昆虫に寄生して発芽するキノコ(右写真中段)は400種類もあるのだから、そうした雑多のキノコ菌を昆虫に注射器で接種して発芽させたり、ひどいのになるとグルテンと昆虫粉末を練って型にはめて焼き、まるで「鯛焼き」みたいに作っています。殺虫剤を使おうが防腐剤を入れようが何の規制もないし、偽ブランドの時計やカバンを作るより冬虫夏草を作った方がよほど安易で、しかも公安に逮捕されないのだから笑いが止まらないそうです。
しかしながら、日本人が列をなして買ってゆくから、笑いが止まらないビジネスだと言って、次々と業者が出来てきます。そして1年もしないうちに「虫草御殿」と呼ばれる立派な邸宅を建てます。
どうでも、多くの観光客は「中国は冬虫夏草の本場だから、すごく良い物が買えた」と思い違いをしているようですね。帰国して食べてみて「臭い・汚い・効かない」を実感して、皆さんが口を揃えて「冬虫夏草はダメだ」と憎しみを込めて言うようです。
本物の冬虫夏草
蛾の幼虫にセミタケを接種
冬虫夏草を扱う薬房

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自然界の冬虫夏草
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