冬虫夏草のスポーツ・サプリを食べながら猛特訓して、51個の金メダルを獲得した中国選手団の謎を解き明かしてみた。

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51個の金メダルの裏には冬虫夏草
2008年、私は中国大連市に公司を持っていてその時に、オリンピック北京大会が始まった。開始早々から中国選手の頑張りが目立っていて、最終的には、ロシアもアメリカも抜き去って51個の金メダルを獲得した。
大会中盤から、ある噂がどんどん広まった。
「中国選手はコルジセプスのスポーツ・サプリを飲みながら猛特訓したそうだ」と。
コルジセプスとは冬虫夏草という、中国固有の秘境でしか採れないキノコである。この扱いが中国随一といわれた北京同仁堂(下写真)には、スポーツ関係者と思われる外国人たちの輪ができた。
この頃をさかいに、冬虫夏草の価格高騰がつづいて、大連の同仁堂ではたった1ヶ月の間に10倍に跳ねあがった。
冬虫夏草が世界の桧舞台に立った
ドイツのシュツットガルトで開催された第4回世界陸上競技選手権大会の中距離種目の全てを、冬虫夏草のスポーツ・サプリを食べながら猛特訓に励んだ中国女子選手が制したのは1993年8月のことだった。

馬軍団01
単行本「世界記録続出の軌跡」より

特に、3000m決勝では中国人3選手が他に大差を付けて1~3位を独占するという快挙をなしとげたのは、世界スポーツ史でも初めてのことである。さらに、20日後に行われた中国第7回全国運動会でも、世界陸上と同じメンバーで5つの世界記録を立てつづけに更新して、世界を仰天させた。いったい、あのアスリート達はどんな食事を摂り何のスポーツ・サプリを愛用していたんだろう、とい疑問が広がった。

ドーピングに関する真相究明

矢印01
アスリートたちを指導したのは、馬俊仁というコーチである。遼寧省大連市の代用教員だった馬コーチは、山に分け入って薬草を摘んできてはアスリートの食事やスポーツ・サプリに混ぜ、猛特訓を強いたという。さらに世界陸上競技大会の直前には、酸素の稀薄な青海省(中国の中央部/冬虫夏草の産地)の高地にキャンプを張り、辺り一帯で採取したスッポンと冬虫夏草をスポーツ・サプリにして、その上で、雨の日も風の日も休みなしで40キロを走破させるという、常識を覆す特訓でアスリートを育てた。
世界の桧舞台に立った彼女らに、メディアが「強さの秘訣は何か?」と質問したところ、平然と「冬虫夏草とスッポンを食べながら猛特訓した」と応え、騒然となりました。

その中でも抜群のパワーを見せつけた王軍霞選手は、アトランタ五輪でも金銀メダルに輝くなど大活躍。彼女が残した女子3000m競走の世界記録は、23年を経た今でも破られていません(但し、この競技種目は消滅)。
冬虫夏草で世界を制した中国選手団
金メダル獲得数

中国女子チームの驚異的な快挙から、冬虫夏草がアスリートの能力を向上させることを知った中国スポーツ関係者は、漢方薬学を取り入れて独自の冬虫夏草のスポーツ・サプリを用意し、北京で開催が決まったオリンピックに向けて選手団の強化を始めた。馬軍団のアスリートたちがキャンプを張った青海省青蔵高原(チベット)で採取された冬虫夏草は最上級品に認定され、どんどん値上がりしたのです。そして08年8月8日、中国国家の威信をかけたオリンピック北京大会が始まり、結果として、中国アスリートが51個もの金メダルを獲得したのでした。

冬虫夏草って何だろう?

TAP



チベット冬虫夏草

世界スポーツ界にとって、12年間で3倍超となった中国の金メダル急増は、極めてショッキングな出来事でした。それ以上に驚いたのが、青蔵高原(チベット)に生息する冬虫夏草という神秘なキノコのアスリート能を向上させるパワーです。
早速、買い求めようとする外国スポーツ関係者で、北京や大連の薬房は大混雑。さらに欧米では、華僑が営むチャイニーズ・ショップに冬虫夏草のスポーツ・サプリ購入を切望するスポーツ関係者の予約が殺到し、取引価格が天井知らずの高騰を続けたのです。チベットには世界中からバイヤーが集まり、壮絶なぶんどり合戦を繰り広げました。住民たちも、雪が消えると直ぐに山に分け入って、枯草を掻き回し(下写真)て血眼になって探しました。

チベットの冬虫夏草(2)

オリンピック前はキロ当たり80万円だったチベットの冬虫夏草。オリンピック直後にはキロ当たり800万円という高値で取り引きされる異常事態となりました。採っても採っても高値がついて売れる冬虫夏草。
一方で、中国の工業近代化は山奥にまで及んで(上写真)、環境破壊が猛烈なスピードで進んでいました。自然の楽園だったチベットにも大気汚染が広がって、希少だった冬虫夏草が全く採れなくなり、冬虫夏草バイヤーたちは、チベットからブータン、ネパール、ミャンマーへと探索の足を伸ばし、その一方で始まったのが冬虫夏草の人工生産でした。

注射
チベットの冬虫夏草が採れなくなると
世界中から冬虫夏草の購入願望が高まってくるに連れて、中国選手でもチベット冬虫夏草が手に入らなくなりました。しかたなくネパールやミャンマーの冬虫夏草、あるいは人工生産ものを食べながら猛練習に励むのですが、下グラフのとおり、オリンピックにおける金メダル獲得数は急降下する一方です。これから見ても、チベットの冬虫夏草以外には、アスリート能を向上させる効果がないことが明らかです。

メダル数


昆虫の強烈パワーはオリンピックを制す
バッタは自身の体長の40倍も跳び、蟻は体重の50倍の食物を提げる、ミツバチは6時間も全速力で飛ぶなど、昆虫の持つ能力は人間を大きく超えています。このパワーの根源は何なのか、昆虫の筋肉は人間のものと違う構造なのか。解明を進めると、バッタも蟻も同じタンパク質の筋肉をもっていることが分かりました。違いは、そのタンパク質の連結構造がジペプチド(2つ繋ぎ)だということです。大阪市立大学の研究で、この成分には抗疲労効果、並びに疲労回復力を高める効果が有ると確認されました。とすると、ジペプチドを上手く食事で摂取することで、東京オリンピックでも驚異的な大活躍が期待できるということです。
冬虫夏草を日本で栽培したいと考えた日本人
冬虫夏草の研究
薬膳キノコの研究者である川浪(かわなみ)が目を付けたのは自重の300倍も持ち上げる、擬黒多刺蟻(下写真)という薬用蟻でした。

蟻

この強烈な蟻をベースにして、適合する植物生薬を組合せ配合すると、菌糸が見事な活性を見せることが分かったのです。この発見が、スポーツ能を向上させる冬虫夏草の完成に繋がりました。チベット冬虫夏草に魅せられて10年目、2002年春のことです。


国内各地で冬虫夏草の栽培が始まった
冬虫夏草の産地
薬膳キノコの研究者・川浪が発明(特許権)したのは、昆虫がついていない冬虫夏草です。強烈なパワーを持つ昆虫のエキスを抽出して、菌糸の活性が最大限になるよう生薬を配合した完全自然素材から、強力な子実体を発生させることに成功。これによって、シイタケ栽培のような大がかりな冷暖房も、ミクロの霧を発生させる加湿器も、精密な制御装置も、さらに無菌室も不要の、チベット産に近い冬虫夏草が大量栽培できるようになりました。

有名体育大学で実証試験
体育大学

日本の有名な体育大学が、冬虫夏草のパフォーマンス向上に対して期待を抱き、実証試験を実施しました。その結果、素晴らしいデータが出ており、これを東京オリンピックでは是非活かしてもらって、日本人アスリートの大活躍を大いに期待したいと思います。

BAR

より詳しく冬虫夏草の成分を検討
BAR

スポーツ能を高める遊離アミノ酸
アミノ酸は地球上に約500種類ほど存在しています。そのなかで、タンパク質を構成するアミノ酸はわずか20種類で、これらが複合することで体内組織を形成しています。
遊離アミノ酸は上記したジペプチドよりもさらに小さな単体のアミノ酸です。タンパク質を形成する20種類の他にも、血管拡張効果があるシトルリン、脂肪燃焼効果があるカルニチン、基礎代謝を促進させ肝臓の機能を高めるオルニチン、基礎代謝を促進しEDを復活させると評判のアルギニンなど、身体の機能を調整する様々なアミノ酸が発見され、注目され始めています。
しかし解明されているのはほんの一部で、恐るべき昆虫の筋肉のように、現代科学では想像もつかないような遊離アミノ酸の不思議があると思われています。BGS冬虫夏草には、こうした遊離アミノ酸が豊富に含まれています。

冬虫夏草が含有する遊離アミノ酸 
 遊離アルギニン 258  遊離アラニン 123
 遊離リジン 102  遊離グリシン  17
 遊離ヒスチジン   51  遊離プロリン   46
 遊離フェニルアラニン   12  遊離グルタミン酸 457
 遊離チロシン 136  遊離セリン   61
 遊離ロイシン   15  遊離スレオニン   63
 遊離イソロイシン   11  遊離アスパラギン酸 136
 遊離バリン    45  遊離トリプトファン    9
 (単位:mg/100g/日本食品分析センター)



ランニング・ハイを誘導するエンドルフィン
マラソンを始めて30分もすると苦しくて辛くて、肉体的にも精神的にも限界を感じてきます。ところが、この状態を通り越すと今度は苦痛という肉体ストレスが消え、気分良く走ることが可能になります。これを「ランニング・ハイ」といいます。
ランニング・ハイを誘導するのが、エンドロフィンをいう神経伝達物質です。注目のこの物質は遊離グルタミン酸遊離アスパラギン酸を主成分に、亜鉛酵素が介在して小腸で生成され、脳下垂体に貯蔵されます。
アスリートが痛みや辛さを感じると脳が指令して分泌され、まるでモルヒネのように肉体ストレスを緩和することから、別名「脳内モルヒネ」とも呼ばれています。
冬虫夏草にはこれら遊離アミノ酸が豊富に含まれている(上表参照)ので、エンドロフィンの生成・分泌がスムーズになります。これが冒頭の馬軍団の猛特訓の種明かしですが、猛特訓で身体を虐めても、エンドルフィンが分泌されると逆に快楽に変わる。そうなると、柔道にもレスリングにもマラソンにも、きわめて有利に働いてくれます。

細胞を修復するポリサッカライド
この成分は冬虫夏草の成長した子実体に多く形成されます。冬虫夏草は菌糸細胞の集合体で各々の細胞は細胞壁で包まれ、さらに緩衝材で囲われた形状になっており、これらを含めて「マトリクス」と呼ばれています。オクラやモロヘイヤのドロドロの液体はムコ多糖体といわれますが、この冬虫夏草はドロドロではなくワックスのように固着しており、これを「ポリサッカロイド(タンパク多糖体)」といいます。
人体が猛特訓することによって、筋肉細胞周辺の多糖体やコラーゲンが不足すると、細胞の働きに支障がでて、傷ついたり癌を誘発するなど重大なトラブルに見舞われます。傷ついた細胞に再び多糖体やコラーゲンが生成されて、マトリクスが復元されれば正常なスポーツ能が回復してくれます。アスリートの筋肉・骨格は、冬虫夏草を食べながら猛特訓することで内からガッチリとガードされています。

冬虫夏草とミネラルの相乗作用 TAP
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