食事療法という言葉には「即効性がない優しい療法」というイメージがあり大衆を引きつける魅力に欠けました。本協会が推進するのはフーズ・イノベイション。優秀な食材の強さと素晴らしさを表現します。
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癌と戦うための食材リスト
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癌に負けない体を作るには、まずは身体の機能から強化しなければなりません。その為には以下に記載した食材をしっかり食べる習慣を身につけることが必要になります。
これらの食材を活かすのは腸内細菌ですから、食品添加物と食塩・加工油脂を使わない調理を心掛けます。そうすることで体幹の6つの機能が強化され、体の働きが正常化されます。身体が正常に働きだすと、驚くほど癌に負けない体が出来上がるということです。
腸内細菌を増やす自然食材
癌に負けない食事 食物繊維
食品添加物・食塩・加工油脂によって減少を著しい腸内細菌を活性化させる食材です。キノコ(調査したのは冬虫夏草)には豊富な食物繊維とβ-グルカン、ポリサッカライド等の多糖体など栄養成分を含有しており、エシャロットには水溶性の食物繊維を多く含んでいます。これらの食材は、腸に入ってビフィズス菌やコッカス菌を増やす働きをしてくれるから、食餌を与えられた腸内細菌は、発酵によって様々な化学成分を産生するようになります。代謝に必要なエネルギーや酵素、美容成分、さらには、ガンに負けない体の中心をなす免疫成分も供給してくれます。

免疫細胞の構成はアミノ酸
海のタンパク豊富なチリメン、山のタンパクが豊富な冬虫夏草
肉・魚・豆・タマゴなどのタンパク質は、胃酸でペプチドに寸断、十二指腸に送られてトリペプチド(3個結合のアミノ酸)に、続いてジペプチド(2個結合のアミノ酸)に分解、最後に小腸で1個単体の遊離アミノ酸になる。
これらは、亜鉛やタンニン酸と結合して腸粘液を生成したり、微絨毛の表面で亜鉛が介在した終末消化酵素となって有用な栄養成分を捕まえ、微絨毛内部へと取り込む活動をする。これら消化酵素の働きで栄養成分が身体に吸収されるが、問題は、肉や魚のアミノ酸から遊離アミノ酸になるまでに長時間かかるということである。
エンドルフィンという注目の物質も、これらの酵素が介在して小腸で生成、脳下垂体に貯蔵される。そして苦痛やストレスを感知すると分泌される神経伝達物質となり、その働きから「脳内麻薬」と呼ばれてモルヒネ(鎮痛物質)の6~7倍の鎮痛作用があると言われている。その1つ、β-エンドルフィンは鎮痛・鎮静・免疫効果の高さで知られ、免疫細胞の防御反応を強化する作用もある。アミノ酸成分のアスパラギン酸やグルタミン酸を原料として31個のアミノ酸成分を繋げて生成され、脳が痛みなどのストレスを感じると、細胞に付随するオピオイド受容体(モルヒネが結合すると鎮痛作用を発揮する)
に接触して、痛みやストレスから解放されるという仕組みである。
エンドルフィンは癌細胞を消滅させる免疫システムにも大きく関与する。体内に侵入する異物や体内に発生する癌細胞を攻撃するキラー細胞や貪食細胞(癌細胞を食べる)には、エンドルフィンを繋ぎとめる受容体(電気のプラグとコンセントのようなもの)を持っているため、エンドルフィンが分泌されることによって、これら免疫細胞が一気に活性化して集合し、癌細胞を消滅させてしまうという。
エンドルフィンの生成については前述の通りだが、癌罹患者の場合は医師からタンパク質摂取の制限を受けたり、投薬の影響で腸内細菌が減少したりで、終末消化酵素(腸内フローラで栄養成分を分別して吸収する)が機能していないため、アミノ酸の消化吸収が悪化している。したがって、31個のアミノ酸連結が不十分になってエンドルフィン生成が困難になってしまう。これが原因で、癌罹患者は免疫機能が低下するといわれる。
冬虫夏草は、16種類の遊離アミノ酸を豊富に含有する。なかでも主原料となるグルタミン酸とアスパラギン酸の含有はきわめて豊富(下表)である。遊離とは連結していない単体のアミノ酸成分だから、これを即座に補給することで31個の連結が容易になる。
脳内には、エンドルフィンの生成を助長するドーパミンやセロトニンという快適ホルモンの存在がある。ドーパミンは交感神経節や副腎髄質に含まれるホルモンで、アミノ酸のフェニルアラニンやチロシンが、体内酵素の働きによって合成される。セロトニンはアミノ酸のトリプトファンを原料として、体内酵素の働きによって形成される。これらのアミノ酸成分は冬虫夏草に豊富に含まれている。
ドーパミンやセロトニンが脳内に増えてくると、睡眠や体温調節などの生体リズムを改善し、うつ病や神経失調症、薬物依存症を克服することができる。ほかにも、パーキンソン病やメニエール病を好転させ拒食症や過食症などの異常食欲を制御したりホルモンの分泌を制御して精神を安定させる(ホルモンバランスの改善)という働きも期待できる。こうして精神的に安定することによってエンドルフィン分泌が活性化されるので、正常な免疫の機能が期待できる。
また、免疫細胞を構成しているのはタンパク質、すなわちアミノ酸である。したがって癌に負けないためには、純良なアミノ酸を適量摂取することが大切です。そのアミノ酸とは、上記の食材に多く含まれています。

免疫システムを向上させる食材
フィトケミカルが含有な冬虫夏草・ニンニク
免疫システムとは、体内に侵入した異物やウイルス(細菌・ウイルス・ガン細胞・分離浮遊する臓器組織)を認識して、生体が持っている免疫力を活用し、排除してしまおうとする仕組みのことです。基本的に、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンDを多く含有する食材をコンスタントに食べることが大切です。
上記の食材のうち、冬虫夏草はエルゴステロールとエルゴチアネイン、ビタミンD。ニンニクはアリシン、キャベツはイソチオシアネートとビタミンU、アセロラはビタミンC,ショウガにはショウガオール、セロリはフラボノイドを豊富に含有しています。

酵素を活性させる食材
癌に負けないミネラルを含有するワカメや冬虫夏草
酵素は生体が活動してゆくうえで最も重要な働きをします。食べた食品の分解と吸収、腸内細菌による成分の産生、各臓器への移送と代謝に必要な成分の合成、細胞分裂、アポトーシス、排泄にいたる全てに関与します。免疫システムを活発に働かすことは勿論、免疫細胞が活性化するのも酵素が不可欠です。こうした酵素は主にミネラル(ビタミン)とアミノ酸によって構成されますが、ミネラル豊富な海藻や貝類、レバー、加えて19種類の遊離アミノ酸を含有する冬虫夏草は、酵素の活性化には欠かせない食材です。

癌細胞阻害成分を含む食材
抗癌成分を含有する冬虫夏草、霊芝、マツタケ
細菌増殖を阻害する抗生物質。この物質で代表的なのが、ブドウ球菌と青カビの拮抗部分に生成されるペニシリンです。これは怪我などで侵入してくる悪害細菌の活動を阻害する優れた成果を上げました。他にも、強力な腫瘍細胞増殖阻止力を持った抗生物質を含む食材があります。青カビと同族の冬虫夏草はコルジセピンという強力な抗生物質を含有、マツタケはMAP(マツタケ抗腫瘍タンパク質)を含有、霊芝は有機ゲルマニウム、シイタケはレンチナン、キクラゲにはエルゴステロールとβ-グルカンとビタミンD、アガリクスはβ-グルカンを含有します。さらに冬虫夏草には癌細胞のアポトーシス(手術やレーザー治療に依存しない細胞の自然消滅)を誘導する成分があるのでは、ということも医学論文などで発表されています。

癌発症アイコン がん対冬虫夏草 アポトーシスの成分

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