肺胞で産生された二次代謝物質がリンパ節を破壊し脾臓へ侵入して免疫システムを壊滅。高等知能を持った新型コロナウイルスの正体を検証する。 |
ワクチンの有効性が66%と発表 | |
アメリカ製薬大手のJ&Jが、今年1月29日、コロナウイルス対策ワクチンの有効性をを発表した。ワクチンをした34%の感染者から、変異種が出現する可能性が大きい。 |
新型コロナウイルスとは? |
恐るべきコロナウイルスの高等知能 | ||
上述の病理診断をみていて、このウイルスの恐るべき能力を感じた。肺からリンパ節にさらに脾臓へと、免疫システムを司る細胞の縮小や壊死が確認されたことである。リンパ節とは、体内に侵入しようとするウイルスや癌細胞など異物を「抗体」をもって破壊し阻止する関所のような役割をもつ器官で、脾臓とは、ウイルスや癌細胞など異物の侵入から身体を守る抗体をつくる「リンパ球」を生成し、貯蔵する臓器である。これら免疫を司る臓器器官が一連の標的となっているということは、ウイルス自身が自己防衛的な戦術というか、高等知能を持ち合わせているのではないかという怖れを感じる。 |
コロナウイルスの次なる恐怖を予測 | ||
もしも筆者の予測が当たっているなら、人類はさらなる恐怖と直面するだろう。 人類がウイルスを制圧する医薬を開発して新型肺炎を押さえ込んだと思ったときに勃発する恐怖、それは「変異」である。高等知能を持った動物がそうであるように「種の保存」という生まれ持った能力があって、制圧に耐えうる特性と能力(耐性)を身につけたコロナウイルスが、再び大感染を引き起こすという恐怖である。ウイルスと戦うために何年もかけて作り上げた抗体(特効薬)が、ある日、突然と効果がなくなる。再び拡大しはじめるコロナウイルスの大感染を人類は追いかけるようにまた数年、さらに新たな抗体(特効薬)をつくるために、多くの犠牲を払い膨大な時間と費用をかけることになる。 |
コロナウイルスより怖いC型肝炎ウイルス | ||
C型肝炎ウイルス(HCV)の場合は、感染後約7週間の潜伏期間を経て急性肝炎を発症する。保菌者のほぼ6割が慢性肝炎へと移行し、肝硬変さらに肝臓ガンへと移行している。肝臓ガン死亡数は年間3万人を超えて今だに増加傾向にあるが、その8割、年間2万4000人余がC型肝炎ウイルスの犠牲になって落命している。悲しむべきは、今を持ってこのウイルスに対抗できる特効薬が開発されていないということだ。一方の新型コロナウイルスの場合は、大感染する恐怖はあるものの3月5日までの死亡者は6人(感染者数336人/クルーズ船除く)にすぎない。 |
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政府関係者もマスコミも、ウイルスというものの認識を正確に持って戴きたい。そして休校だとかイベント禁止だとか逃げの政策に終始せず、ウイルスと正面から戦う姿勢を見せてほしい。武漢から始まったウイルス戦争は、これからが正念場なのである。 |
Ⅰ.新型コロナウイルス事件の真相 | |
Ⅱ.日本政府はウイルステロを防げるか | |
Ⅳ.ウイルス戦争に備える自衛手段 | |
Ⅴ.セレン酵素が新型肺炎を抑える |