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腸内乳酸菌を復活させる冬虫夏草

最近になってようやく、ヨーグルト・酵素食品・キノコなどの食用菌を食べる重要性が認識されてきました。しかし「腸に直接届くから良い」と宣伝されているように、まだまだ菌食の真相が理解できていないのが実状です。
腸内乳酸菌など善玉菌は腸内を弱酸性に保つだけでなく、産生物(二次代謝産物)としてエネルギー・アミノ酸・ビタミンなどの栄養成分、ホルモン・免疫成分・酵素・美容成分など、生命を維持するために必要な産生物を生成しいます。これらはより優良な栄養成分を摂るとより増殖します。
二次代謝産生物

食べた物が身に付くという単純な理論
EUやアメリカなど近代栄養学の国々では「骨の発育の悪い子供にはカルシウムを与えなさい」と骨格の成分となるリン酸カルシウムの豊富な牛乳をどんどん飲ませ、ひ弱な子供には「筋肉を育てるためには上質なタンパク質を与えなさい」と高タンパクなチーズやプロテイン(右図)を食べさせます。
そしてアメリカ由来のダイエットでは「脂肪太りの方は脂肪を摂らないでください」と、カロリー制限に励んでいます。
このように生体というものは、身体に不足している物質を食べ余剰な物質を食べないようにすることで正常に維持されると言われています。
プロテイン
4500年も継承されている薬膳の教え
神農氏 律令国家となった漢民族初代の王は「黄帝」と呼ばれていました。今から4500年の昔ですが、黄帝と敵対しライバル関係だった神農(炎帝:左絵)は、黄帝から「2人で協力して後世のためになることをやろう」と持ちかけられ、和睦して人類最初の医薬理論をまとめました。体内治療は「黄帝内経」、外傷治療は「黄帝外経」、生薬指針は「神農本草経」という形態で、現代でも中国や東南アジアの国々で東洋医学の柱となっています。
その根本となる有名な教えが
眼の悪いものは眼を、肝の悪いものは肝を喰え」という栄養理論です。
前述したEUやアメリカの「身体に不足している物質を食べ、余剰な物質を食べない」ようにすることで身体が正常に維持されるという理論と、アジアで黄帝や神農がまとめた眼の悪い者は眼を、肝の悪い者は肝を喰え」という理論は、非常に似かよった意味を持ちます。

強い菌を食べれば強い菌が増殖
右写真は病原性大腸菌O-157です。口から入った殆どの細菌は胃酸に負けて死滅しますが、O-157は耐酸菌のため胃酸にも負けず、腸まで辿り着きます。そして「ベロ毒素」という毒性の高い産生物をつくりながら増殖。大腸に下ると腹痛や下痢、血便をともなって全身痙攣が起き、処置次第では落命することもあります。
これは悪玉で
強い病原菌を腸内に入れるとアッという間に体内で増殖する1例ですが、同じように善玉で強い栄養成分を持った菌を腸内に入れるとアッという間に増殖して腸内が改善されるとうケースもあります。
腸内乳酸菌①

強靱な腸内善玉菌を増やしたい
地球の三大構成物 地球の栄養構成は、左図のように3つの成分で成り立ってます。植物成分や動物成分からは左のような食材が発生し、植物成分と動物成分が混ざり合った①からは乳酸菌・アガリクスなど多様な菌類が発生。植物成分と無機成分が混ざり合った③からは野菜・果物・樹木(タケノコなど)・酵母菌・マツタケ・トリュフが発生しますが、無機成分や②からは発生は見られません。
この三つの成分が重なり合うの部分に発生する地球唯一の生物が冬虫夏草という食用菌です。他の食材や食用菌とは比較にならないほど極めて豊富な栄養成分を含有していることが、この図から理解できます。
栄養豊富な食材を食べるということは、相撲力士やアスリートを例にとるとよく理解が出来ます。ビタミン、ミネラル、高タンパク、糖質、多糖体、フィトケミカルなどをバランス良く充分に食べる選手と少々の米しか食べない選手。この2人を比較すると、圧倒的な力の差、スタミナの違いが出て当然です。
栄養豊富で、しかも立派に育った強靱な食材が強靱な肉体を育むように、栄養豊富で強靱な菌類(冬虫夏草)が腸内に多種多様で強靱な善玉菌を育てます。
強い菌を食べることで化学物質にも負けない強い腸内善玉菌が速やかに増殖
するということが、理解できたでしょうか。
冬虫夏草の生態を観察する
自然界発生 左写真は自然界に発生した冬虫夏草を現地で収穫した時のものです。指先でつまんでいるのが昆虫のサナギで、頭の部分から3本の子実体(黄橙色)を立ち上げています。さらにサナギからは小さな無数の菌糸(黒色)が周辺の腐葉土に広がり、大きく太い菌糸(右下白色)が深く瓦礫の中にまで伸びていました。これから見て、冬虫夏草が昆虫という動物成分腐葉土という植物成分瓦礫という無機成分を吸収して成長し、子孫繁栄の営みをしていることが分かります。
この状態で収穫した冬虫夏草が2500年の長きに亘って「神秘」といわれ、秦の始皇帝も楊貴妃も夢中になって愛用していました。
さらに強烈な栄養成分を有する(冬虫夏草の)菌株が有ります。
昆虫ならば、ハエやバッタでも良いということではありません。「自重の300倍もの餌を掲げて巣まで運ぶ擬黒多刺蟻(薬用蟻)」とか「卵からサナギまで2ヶ月で20000倍に成長するコウモリガ(野蚕)」など、想像を絶する生体能力を有した昆虫。これらは通常の生物では考えられないアミノ酸や酵素を体内に持っています。植物成分といえば米や麦も有り、優れた漢方生薬も有ります。無機成分ならば単なる水も有れば亜鉛やセレンなどの微量元素、場所によっては未知なる元素が有るかも知れません。
冬虫夏草が発生する媒体は、地球上で最も強烈で栄養豊富な基質を備えた環境であり、それから強靱に発生するのが世界最高水準の冬虫夏草です。
絶滅が危惧される最高水準の冬虫夏草
上述の冬虫夏草を収穫できる地域は、右図の左下×印のチベット自治区からネパールに到る海抜4000m付近です。ここは世界の屋根といわれるヒマラヤ山脈を挟んだ地域で、5000万年前までは海の底でした。大陸が衝突する度に隆起と火山爆発を繰り返して、現在のように、海底と地底のミネラルが混在する極めて希な土壌が形成されました。
さらに、赤道直下に近いため強烈な紫外線が降りそそぎ、真夏と冬の夜間の温度差は70℃を越えるという過酷な自然です。
優秀な冬虫夏草の産地
この過酷な地域に繁茂する草木は、極めてミネラル豊富(漢方生薬の要素)でフィトケミカル(過酷な大自然から自身を防衛するための栄養成分)を充分すぎるほど備えてますが、驚くことに、この強烈な草木を食餌として数千年も生き存えた昆虫がいます。
過酷な環境とそれに耐える草木、それを食べて育つ驚異の昆虫が冬眠で腐葉土に潜るとき、地球でもっとも強靱な菌類が待ち受けています。
この菌こそ、冬虫夏草。地球に類を見ないほど強靱な生体能力を持ち合わせたキノコです。
残念ながらこのキノコ、ドイツで開催された世界陸上競技大会で馬軍団と呼ばれた中国女子陸上チームが金銀銅メダルを独占する(冬虫夏草を食べながら猛練習したと発言という快挙を達成して以来、世界中から買い付けが殺到。乱穫(胞子を飛ばす前に収穫)がすすんで絶滅が危惧され、価格も最高水準もので1キロ当たり1000万円という高値で取り引きされています。したがって、これが一般庶民の口に入ることはありません。
強靱な冬虫夏草の人工栽培に挑む
講演する理事長
開発者自伝
父親を肝臓癌で失った開発者(左写真:本協会理事長)が癌に打ち勝つ何かを求める旅の途中、台北迪化街の漢方薬街に立ち寄ったとき、店内はドイツの世界陸上で金銀銅メダルを独占した「馬軍団」の話題(前述)で沸き返っていました。「何をそんなに驚いてるのか?」と問うと、漢方医たちは「冬虫夏草が凄いことになってる」というのです。
あれ以来、開発者は冬虫夏草に魅せられ、台湾最高峰の阿里山を手始めに、冬虫夏草で名高い地域に飛んで採取を試みました。世界最高水準の冬虫夏草を培養して日本で人工栽培し、癌で泣いている多くの人々に食べてもらいたいという夢を描いたのは、1993年夏のことでです。
最高水準の冬虫夏草を発生させるために
地球の栄養構成が植物成分・動物成分・無機成分という3界の成分で成り立っていることは、本頁で既に述べたとおりです。そして3つの成分が凝集した場所から発生するのが、世界最高水準の冬虫夏草であることも説明しました。
開発者は自身が自然界で目にした経験のとおりに、植物成分として漢方生薬を、動物成分として自重の300倍を持ち上げるという擬黒多刺蟻エキスを採取して、3界の成分による栄養豊かな培地をつくり、きわめて強靱な冬虫夏草を発芽させる)ことに成功、03年より日本において大規模な人工栽培が可能となりました。
冬虫夏草の三大栄養成分

最高水準の冬虫夏草を純粋に食べよう
冬虫夏草の食べ方 国内の栽培施設で採取した100%純粋な冬虫夏草を召し上がってみて下さい。日本料理でも中華料理でも簡単にパッパッとふりかけるだけ。味はきな粉、あの大豆の粉と同じです。
強靱なる菌を食べると腸に届いて、たちどころに腸内善玉菌(乳酸菌)を活性化、増殖する働きをします。化学成分で老化した小腸、化学成分や重金属が絡まった腸絨毛にとっては、速やかに弱酸性の腸内環境を復元させることが癌化を防ぐための第一歩となります。詳しくは下記のボタンをタップして専門店でご確認ください。
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