マンモス
 コロナウイルス撲滅プロジェクト 始動!
 地球温暖化がコロナを運んでくる
極寒の地・シベリアのサハ共和国ベルホヤンスクでは、今夏最高気温が38℃にも達した。これは極めて異常なことである。そして気温上昇が永久凍土(ツンドラ)を融かしだしたことによって、氷に封じ込められていた細菌が大気中に放出され、付近住民が感染するという恐るべき事件が起きた。
実例を示してみよう。永久凍土で有名なロシアのヤマル半島で2016年に発見されたトナカイの死骸から、炭疽菌が検出された。このことは、細菌やウイルスが死骸の中で数百年も休眠することを裏付けるもので、同地を襲った熱波の際に永久凍土が融けて胞子が大気中に放出、これが現地住民に感染して未だに闘病生活を余儀なくされている。

 永久凍土が地球温暖化で融ける

Wikipedia
永久凍土は地球上全陸地の20~25%(左図紫色)を占めるほど広大である。数億年の昔よりマンモスなど古代動物や天然資源を安定的に貯える冷凍庫のような役割を果たしてきたが、ここ数年、気温が上昇しさらに熱波が襲来して凍土が融けるという異変事態が続いている。


 ツンドラから未知のウイルスが拡散
広大な凍土が融け始めれば数万、数十万という動物とともに数億という昆虫の死骸が晴天に露出し、蘇生した細菌やウイルスが、風雨や鳥(ワシやタカ)に媒介されてヨーロッパ、ロシア、アメリカなど北半球に広がる。
ロシアの疫学研究所は「凍土に眠る多くの動物の死骸から未知のウイルスが発見された」と発表し、各国の科学者も温暖化が進めば進むほど未知のウイルスが世界中に拡散するリスクが高まると懸念している。 

 メタンハイドレートがウイルスを拡散
永久凍土に眠っていたもう1つは、メタンガスである。二酸化炭素の25倍という」温室効果を持ったこのガスは、永久凍土地帯により多量に、しかもより浅い地層に存在する。
日本のハイドレートを例にとると500m以深の海岸大陸棚に形成された地層にシャーベット状で存在するが、ツンドラ地帯では比較的浅い地層(氷塊重量でメタンが圧縮冷却)に存在する例が多いので、温暖化によって堆積した氷塊に緩みが生じると一気に沸点に達し、温室効果ガスとなって地域を熱波が襲うことになる。 
ツンドラ地帯のメタンガス埋蔵量は膨大である。よって向こう100年、200年以上もメタンによる温暖化そして熱波が続いて氷塊が緩むと、これに伴って未知のウイルスが次々と発散して人類社会を襲う可能性が見えてくる。
ウイルスに対する厳重な備えが急がれる。 


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